講演会&シンポジウムのお知らせ

親エンパメンバーの活動から、10月24日の講演会&シンポジウムのお知らせです。

◇講演会◇
【テーマ】
 ちょっと気になる子どもの個性を生かそう
 ~問題と思われる行動が実はその子の長所だった~

 危ないところが好き、高いところが好きで怒られてばかりいた子が、
 高飛び込みの選手になった!
 という事例を通して短所が長所に変わるお話をして頂きます

【日 時】10月24日(日)9:30~12:30(受付9:10~)
【会 場】なゆた浜北 大会議室(遠州鉄道浜北駅 目の前)
【参加費】アクティブ会員:無料   非会員:300円
【講 師】 伊藤信寿氏
      (聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部作業療法学専攻准教授)
【内 容】
 1.講演会  伊藤信寿氏
 2.対 談  伊藤信寿氏と和久田学氏(浜松特別支援学校教諭)
(会場の皆様から事前にご記入いただいたいくつかのご質問に両氏よりアドバイスをいただく形式です。)
【主催】アクティブ
*お申し込みは、アクティブ会員にご連絡ください
 
◇子どもの育ちシンポジウム◇
不登校を楽しもう! ~不登校生ならではの生き方とは~

文部科学省が発表した20年度の不登校生徒数は、全国の小中高合わせて18万人にも上ります。
その中には、「学校に行かなければいけない。」「学校を休んだらダメだ。」という固定観念によって自信を失ったり、「『不登校』は精神的に弱い子がなるものだ。」などという誤解や思い込みによって精神疾患にまで追い込まれてしまったりする子も少なくありません。
不登校となった時、不登校生やその保護者が最も心配することのひとつは将来のことです。「進学できるだろうか?」「就職できるだろうか?」そして「社会へ出てゆけるだろうか?」と、様々な不安が心の重荷となってのしかかってきます。
しかし、不登校になったからといって人生に絶望する必要など全くありません。現在社会生活を送っている方々の中にも不登校だった方は相当数いますし、不登校生ならではの生き方というものさえあるからです。さらには、不登校生でなければ学べないことも数多くあります。
今回のシンポジウムでは東京シューレ出版の須永祐慈さんをお招きして、不登校生としての経験から学んだその教育観や世界観をお話しいただき、不登校生ならではの生き方や育ち方を探りたいと思います。また不登校経験者でもある税理士神谷好人さん、不登校生の保護者を交えてのパネルディスカッションも予定しています。
そして不登校生とその保護者の皆さんが、不登校が貴重な財産となるものであることを実感し、人生に歓びを感じられる契機となればと考えます。

須永祐慈(すながゆうじ)1979年 7月 9日東京生まれ。小学校4年からいじめを理由に不登校。2年半の引きこもりの後、91年から98年までフリースクール「東京シューレ」へ。99年 4月、知的探求と創造の場である「シューレ大学」の創設に参加し、08年3月に修了。不登校や教育問題、現地調査を交えた世界のオルタナティブスクールの研究を行ってきた。05年「有限会社東京シューレ出版」を共同で設立。教育、不登校、社会問題を中心に当事者発信を心がけた書籍制作・出版を続けている。学校法人東京シューレ学園東京シューレ葛飾中学校理事。【主な共著】 『学校に行かなかった私たちのハローワーク』(東京シューレ出版2005年)『子どもに聞くいじめ』(東京シューレ出版 2007 年)   など

【日時】10月24日15:30 ~ 18:30    
【場所】浜松市市民協働センター
    浜松市中区中央1丁目13-3 2F  053-457-2616                
【主催】特定非営利活動法人ドリーム・フィールド/フリースクール ドリーム・フィールド 父母会
【共催】子ども育ちレスキューネットフリースクール 空 
【後援】浜松市/浜松市教育委員会/磐田市教育委員会/SBS静岡新聞社/中日新聞東海本社 
お問い合わせ・参加申し込み:(053)422-5203 dream-field@excite.co.jp (林まで)
※ 参加費無料・参加申し込みなしでも参加可能です。
  

2010年10月15日 Posted by 親エンパ at 13:42Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

不登校生のための進学説明会を開催します

親エンパメンバー「子ども育ちレスキューネット」からのお知らせです。
明日、9月23日に「不登校生のための進学説明会」が開催されます。

◇日時  9月23日(木)秋分の日
9:15 ~       受付
9:30 ~ 11:00 高等学校、高等学校卒業資格認定試験に関する説明  
            定時制、通信制高校、高等学校卒業認定試験で学んでいる子ども達の体験談
11:00 ~ 12:00 不登校生に関する進路およびなんでも悩み相談(個別)

◇主催  子ども育ちレスキューネット
(静岡県西部の子ども関係NPO団体やカウンセラーからなる団体)

◇後援  浜松市  浜松市教育委員会  磐田市教育委員会(予定)  

◇対象  不登校生や引きこもりがちな小中学生~20代、またはその保護者の皆さん

◇場所  クリエート浜松  浜松市中区早馬町2-1 053-453-5311
       2階21講座室

◇参加費 無料、予約不要(途中参加可能です)

詳しくは、子ども育ちレスキューネットブログをご覧ください。
http://childrescuenet.hamazo.tv/
  

2010年09月22日 Posted by 親エンパ at 12:47Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ⑧

6.市長!あなたは、何をしたかったの?

平成19年4月、「こども第一主義」を掲げた鈴木康友氏が、浜松市長に当選し、私たちは、子どもを第一に考えた政策が重点的に行われることを期待した。
しかし、平成21年5月に担当課が「(仮称)こども第一主義条例」作成の説明を始めたときから、市長の政策「こども第一主義」の定義がなく、「条例名」も「内容」も、何度も変遷していった。

始まりは、「子育てを総合的に支援する条例」だった。「児童の権利に関する条約」にも、言及をしていたが、その後「児童の権利」に関する明確な条文はなく、「健全な育成や環境づくりに社会全体で取り組んでいくことが基本理念」となり、健全育成か子育て支援か子ども支援か、一体何をしたいのか不明確になり、最終的には「愛国心」と「子どもの育成」を掲げた条例ができあがってしまった。

子どもや市民へのアンケートやニーズ調査、意見聴取は、何だったのか。市民参加・情報公開を目指した条例づくりのはずが、市民が納得しがたいかたちで条例ができあがってしまった。
「こども第一主義条例」と銘打ってスタートした条例が市民の期待と全く違ったものになったが、市長は何のために「子どもの条例」を作りたかったのか。

ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめを、下記の通りにブログに掲載しました。


<目次>
はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?  

2010年08月21日 Posted by 親エンパ at 10:30Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ⑦

5.大トンデン返しの浜松議会

「子ども育成条例」は、予定どおり平成22年2月議会に上程された。事実上、条例を審議する厚生保健委員会の前日の3月10日、突如自民党浜松から修正案が出されてきた。
その内容は1.「国を愛する心」の追加、2.「子ども・子育て支援団体」を「子ども育成団体」にすることだった。これは、これまでの意見交換会、パブリック・コメント、議会の中で一度も出てこなかった意見だ。
 授業形式で子どもの意見を聞くなど不十分ながら子どもを含めた市民参加のプロセスを経て、この条例案が提出されたにもかかわらず、委員会、本会議は、議会の中の数の論理で修正されてしまった。数の力でこれまでのプロセスを無視していく「行為」に、背筋の寒い思いがする。
 
平成19年9月定例議会で市長が説明した条例の目的は、「子育てを総合的に支援するため」だったのが、紆余曲折を経て、「子ども・子育てのための条例」となり、議会の修正案で「子ども健全育成条例」に完全に変わってしまった。
子どものために必要な修正をしたのではなく、自分たちの立場や数、力関係など議会の論理によって、条例は大きく変容してしまった。2月の「浜松市子ども育成条例を考えるつどい」であおられた結果が、このような形で出てくるとは、私たちの想像を超えていた。


ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめは、下記の通りに順次更新していきます。


<目次>
はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?  

2010年08月20日 Posted by 親エンパ at 12:48Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ⑥

4.子どもの権利をはばむアブナイ動き

「浜松子ども育成条例」が議会に上程される直前の平成22年2月、「浜松市子ども育成条例を考えるつどい」が開催された。この会の主旨は「子どもの権利をうたった子どもの条例に反対」である。
会では八木秀次高崎経済大学教授の講演があり、川崎市の「子ども権利条例」を曲解した事例や極端に子どもの権利を主張した本から引用した事例を使った講演が行われ、その結果、「子どもは大人が導くもので、権利を認めると、子どもはそれを行使し、わがままを主張してくる」ということが結論であった。
また、子どもの権利が不要と考える人たちにとって、日本が1994年に批准した「児童の権利に関する条約」は、過酷な労働を強いられたり、飢えや戦争に直面している発展途上国の子どものための条約で、豊かな日本の子どもには必要がないとの考え方である。
しかし、現実には、しつけと称する虐待、養育放棄による餓死、衰弱死、児童買春などが起きており、日本においても、大人たちの個々の都合や考えにより、子どもの権利が軽視され、無視され、侵害されている。

子どもたちと権利や義務について語り合うことを避け、子どもたちを意のままに扱いたい大人たちの思惑で、本来は子どもを守るための子どもの権利が、わがままの主張と置き換えられてしまい、条例に権利を明記しないことに繋がっていった。

そこで一度深く考えてみよう。
子どもの権利とは(児童の権利条例より)
・育つ権利 ・生きる権利 ・参加する権利 ・守られる権利
OECDは、日本の子どもの7人に1人が貧困であると報告している。
○ 子どもの疑問を「こどものわがままだ」と一言で片付けるだけでよいのか?
その疑問に誠実に答えて納得に導く丁寧な対応が、教育、しつけであり、どの子どもにも教育を受ける権利、育てられる権利がある。


ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめは、下記の通りに順次更新していきます。


<目次>
はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?  

2010年08月19日 Posted by 親エンパ at 21:16Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ⑤

3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開

子どもの条例の制定にむけて、私たち子育て・子育ちにかかわる市民は、現場の生の声を行政へ伝えようと、平成19年12月の意見交換会(市長と語る会)の呼びかけや、平成20年11月の提言集の配布、平成21年3月の市民団体としての講演会の実施など、当初から積極的に取り組んでいた。

平成21年9月から10月に実施されたパブリック・コメントには340件の意見が寄せられ、これはケタ違いの数字であり、それだけ市民の関心の高さがうかがえた。
また、市は子ども、保護者、市民、子育て支援団体、事業者へのアンケート、ヒヤリング、グループインタビュー、ワークショップなどを行なった。しかし、行政がこれらの意見をどのようにとらえ、分析し、子育ての現実にどう活用できるものにしたのか。国内外の情勢や、他市の条例制定のプロセスをだれがどのくらい研究し、どこで検討し、この条例案ができたのか。それらのプロセスは、最後まで市民に公表される機会がなく、議会の勉強会、専門分科会や推進本部会議などのいくつか会議は非公開で説明もされていない。

ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめは、下記の通りに順次更新していきます。

<目次>
はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?  

2010年08月13日 Posted by 親エンパ at 13:02Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ④

2.子ども参加と言われたが・・・

私たち市民は、新聞記事やテレビ放送で、平成20年11月から「(仮称)こども第一主義条例」の制定に向けて、学校で意識調査が始まったことを知った。
子どもたちに行われた授業形式での意識調査では、暴走族や非行から立ち直らせた事例や障がい児と母のエピソードを通して、信頼や感謝の気持ち、自分たちが浜松の宝であり、生命を輝かせようという講話の後、どんな大人になりたいか、どんな親になりたいか、どんな家庭を築きたいかを主とした意識調査を行い、現状子どもたちが抱えている問題については触れていなかった。また、校内で行われた意識調査では不登校、虐待など多様化する子どもたちの声を拾うことはなかった。授業形式の他、学校訪問調査(生徒会役員などへのグループインタビュー)、郵送方式の子ども意識調査(2800人に送付し、1023人が回答)、学校配布アンケート(特別支援学校は、保護者からの回答もあり)も行われたが、子どもたちの声が十分に反映されているとは言いがたい。

例えば、他市の子ども参加は、どのようになっているでしょう?  続きを読む

2010年08月11日 Posted by 親エンパ at 19:33Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ③

1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例

平成19年9月、初めて市長は「浜松独自の子育てを総合的に支援する『(仮称)こども第一主義条例』を制定する」と考えを述べ、「平成20年度からの後期次世代育成支援行動計画の見直しとあわせ、計画の基本理念としての条例としたい」と議会質問で答えた。

平成20年9月、市長は「未来を担う子どもの健全な育成や環境づくりに社会全体で取り組んでいくことを基本理念に定め、後期次世代育成支援行動計画で、子ども施策を総合的に推進できるよう、条例と計画の整合性を図り、アンケートやニーズ調査をし、子どもから大人まで幅広く市民の意見を聴取し、平成22年4月に条例制定する」と公表した。

平成20年11月、学校訪問形式の子どもの意識調査が行われていることを知った私たちは、どのような条例ができていくのかを次世代育成課に問い合わせたが、条例を策定するための「企画書」は存在しなかった。どうして条例が必要(目的)なのか、その条例によって現状の課題を分析し、何がかわるのか、市民に公表されることなく策定スケジュールどおりに進められた。

策定スケジュール は、資料編内P146~148に掲載

例えば、他の市の策定状況はどうでしょう・・  続きを読む

2010年08月06日 Posted by 親エンパ at 21:11Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ②

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">











 浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き     ◎年表記載の出来事の詳細につきましては、年表のリンク先を開いてご覧になれます。
 年月日  浜松市 親エンパ  その他
 平成19年4月 鈴木康友氏 「子ども第一主義」政策を第一に掲げて浜松市長に当選 1.子育て世代を全力で応援、 2.地域一体の教育で未来の浜松をつくる    
 9月 9月議会/公明党 松下正行議員質問「個々の政策を統括する意味と、全体像に立って推進できるよう、まずは浜松独自の子育てを総合的に支援する(仮称)こども第一主義条例を制定する考えはないか」 *事例に出したのは「京都府子育て支援条例」              <市長答弁> 「浜松独自の子育てを総合的に支援する(仮称)こども第一主義条例を制定する考えについては、20年度からの後期次世代育成支援行動計画の見直しとあわせ、計画の基本理念としての条例としたい」    
  11月 11月議会/共産党 嶋田初江議員質問「児童の権利に関する条約に対する市長の認識は?」「日本国憲法や国が批准した児童の権利に関する条約などの理念を踏まえて、子どもの権利に関する条例を制定すべきがいかがか」             <市長答弁>「児童の権利に関する条約の理念に基づいて、子どもが安心して元気に成長することができるまちづくりが大変重要であると認識」 「20年度以降の後期次世代育成支援行動計画の見直しとあわせ、計画の基本理念としての(仮称)こども第一主義条例の策定を検討していく中で、子供を守り、子供が生き生きと育つ社会を目指す」    
 平成19年12月   浜松の子育て、子育ちの現状などをレポートにまとめ、子ども政策について市長と意見交換会を行った。その際、子どもの権利に基づく「子ども条例制定」を市へ提言。 市長と語る会1回目2回目  
 平20年9月 9月議会/公明党、小倉篤議員質問「こども政策のビジョンを明文化し、本市のこども政策、市長のこども第一主義を理念化し、かつ具体化でき得る物差しが示されるべき」「こども第一主義条例をいつ制定していくか、スケジュールはどうか」                  <市長答弁>「条例では、未来を担う子供の健全な育成や環境づくりに社会全体で取り組んでいくことなどを基本理念に定め、家庭や市民、市の役割などを明らかにするとともに、子供の笑顔が輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会の実現を目指す。また、後期次世代育成支援行動計画では目標や施策を明確に位置づける。こども施策を総合的に推進できるよう、条例と計画の整合性を図る」 「アンケートやニーズ調査を実施し、子供から大人まで幅広く市民の皆様の御意見を伺いながら、21年度のできるだけ早い時期に条例素案を示す。平成22年2月議会へ提案」    
 平成20年9月から 平成21年8月 子ども、保護者、市民、子育て支援団体、事業者、議員へのアンケート、ヒヤリング、グループインタビュー、ワークショップ、勉強会を実施 ニーズ調査等の概要結果    
 11月   ○「子どもの権利」についての街角アンケート」と紙芝居を街中イベント会場で実施             ○浜松の子育て、子育ちの現状などレポートを市民からの「提言集」としてまとめ、行政・市民に配布  
 12月    学校訪問形式の子どもの意見聴取が始まったことを知り、次世代育成課に条例作りについての情報の公開を求める  
 平成21年3月    早稲田大学教授喜多明人さんを御呼びし、「みんなで学ぼう!子ども条例」の講演会を実施  
 5月7日    次世代育成課に5月17日の事前質問書を提出。3月講演会報告書、街角アンケート集計結果を提出。  
 5月11日 議会・厚生保健委員会の勉強会(非公開) 「(仮称)こども第一主義条例」検討(5月案)について    
 5月17日    次世代育成課から条例についての説明を受け、意見交換を行う  
 5月21日 浜松市教育委員会定例会「(仮称)こども第一主義条例」(5月案)について(公開) 議事録   6月6日 静岡新聞 策定過程について取り上げる
 7月3日    厚生保険委員会波田野委員長と面談  
 7月19日    浜松の子ども条例について考えるワークショップ実施  
 7月21日 社会福祉審議会児童福祉専門分科会「(仮称)こども第一主義条例」(5月案)について 議事録    
 7月28日    市長、副市長、厚生保険委員にワークショップ報告書を提出  
 7月30日 議会・厚生保健委員会「(仮称)こども第一主義条例」(7月案)のパブリックコメントの実施について 議事録 P8から  
 8月3日 次世代育成支援推進本部会議(市長座長、各部長出席)名称を「子ども第一主義条例」から「子ども育成条例」への変更を決定     変更理由/条例の制定目的が「未来を担う子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための取組について、その基本理念を定め、子ども、保護者、学校等、事業主、市民及び市の役割を明らかにするとともに、市の基本的施策を定め、これを総合的かつ計画的に推進することにより、子どもが生き生きと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会を実現すること」を目的とすることから。    
 8月23日  市主催の意見交換会(なゆた浜北)90名参加、「子どもの健全育成に関する条例である」と説明  意見交換会参加  
 9月10日 社会福祉審議会児童福祉専門分科会 名称を「子ども第一主義条例」から「子ども育成条例」への変更を報告 議事録    
 9月15日から 10月15日  パブリック・コメント実施(パブコメ案)  10月9日市長へ意見書提出    10月9日 静岡県弁護士会意見書を提出  
 11月9日 社会福祉審議会児童福祉専門分科会  (非公開)    
 12月3日 議会・厚生保健委員会 パブリックコメントの結果について 議事録 P 22から    
 12月8日  社会福祉審議会児童福祉専門分科会 議事録    
 12月15日  パブリック・コメントの結果公表    
 平成22年  1月13日 議会・厚生保健委員会 勉強会 (非公開)    
 1月23日    子どもにやさしいまちづくりと浜松の子ども条例」の学習会実施  
 2月16日    1月学習会の報告書を、市長、副市長、議員へ提出  
 2月18日     「浜松市子ども育成条例を考えるつどい」が開催される 参加した市議のブログ
 2月28日    浜松まちつくりセンタ-祭で、子どもの権利に関する展示、アンケート調査を実施  
 3月11日 議会・厚生保健委員会修正案提出・委員会可決 厚生保健委員会議事録 P24から    
 3月20日    女性議員3人と街頭キャンペーン  
 3月24日 議会・本会議本案と修正案採決     議事録 P243から  本会議傍聴 3月27日 朝日新聞子ども育成条例可決についての記事
 4月1日  「浜松市子ども育成条例」制定  条例全文    





ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめを、これから順次更新していきます。

<目次>
はじめに

浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)

1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?

  

2010年08月02日 Posted by 親エンパ at 18:45Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ①

はじめに

平成22年4月、浜松市が制定した「浜松子ども育成条例」について、私たち「親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会(以下、略『親エンパ』)」は、この条例に関心をもち、市民として策定に関わってきた。
いま私たちは、全国の子ども条例に「子どもの権利」を認めない人々にとって、「浜松子ども育成条例」が成功例として歩み始めたことを知り、この状況を危惧している。

親エンパが、どのようにこの条例に関わってきたのかをまとめることが、なぜ条例に「子どもの権利が明記されなかったのか」を解き明かすためにも必要なことと感じて、平成19年から4年間のこの条例策定過程の記録をとどめることにした。

ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめを、これから順次更新していきます。

はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
<目次>
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?


  

2010年08月01日 Posted by 親エンパ at 17:21Comments(0)TrackBack(0)浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ

子どもふれあい週間

4月から施行された「浜松市子ども育成条例」に基づいて、4月18日から「子どもふれあい週間」がスタートしました。

条例では、「子どもふれあい週間」について、次のように定めています。

(はままつ子どもふれあい週間)
第10条市民一人一人が子どもや子育てについての関心と理解を深めるために、毎月第3日曜日から始まる1週間をはままつ子どもふれあい週間(以下「子どもふれあい週間」という。)とする。
2 子どもふれあい週間には、市、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民は、それぞれの立場で、啓発その他の子どもとの触れ合いに関する活動を実施するよう努めるものとする。


浜松市では、「子どもふれあい週間」のスタートにあたり、小学校へ出向き「子どもふれあい週間」の趣旨を説明し、子ども達の意見を聞いたり、街頭で啓発チラシの配布を行ったことが新聞に掲載されていました。
子ども達には、「一緒にサッカーをしてほしい」「キャッチボールをしてほしい」など、大人にしてほしいことを書いてもらったそうです。

次世代育成課は、「ふれあい週間を通じて、民間からも積極的な団体がでできてほしい」と期待を寄せるコメントをしていますが、市民への啓発はまだ不十分なままであることから、市民参加にはまだまだ時間がかかりそうです。(条例のパンフレットは、これから作成予定とのこと)

「子どもふれあい週間」によって、私たち市民は何ができるのか、何が変わるのか、わざわざ制定する必要性があるのかなど、いままでにも疑問視する意見がありましたが、やっぱり疑問が残ります。
行政だけで進めるのではなく、もっと市民の声も聞いていくことも必要ではないでしょうか?





  

2010年04月21日 Posted by 親エンパ at 12:50Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

静岡新聞社説「気高い国連精神実践を」

4月5日の静岡新聞社説に、「浜松子ども育成条例」制定について掲載されました。
下記に、記事を掲載しました。

  

2010年04月06日 Posted by 親エンパ at 13:35Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

市長のコメント

「浜松市子ども育成条例」は、「こども第一主義」をマニフェストに掲げて当選した鈴木康友市長が、2008年9月議会で浜松市の「子どもの条例制定」を議会で公表し、制定されることとなりました。
条例制定の趣旨は、次の通りでした。

子どもは浜松市の未来への宝であり、地域のあらゆる力を結集し、子どもを育て、守っていく「こども第一主義」の意識の下、子どもの笑顔がいきいきと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会の現実を目指して、この条例を制定します。

条例策定中は、市長はコメントを控え、私たちが提出した市長宛の意見書についても、市長からの回答はいただけませんでした。

議会での条例可決後に、マスコミの取材に応じた市長のコメントを読みました。
「こども第一主義」を実現するための浜松の子ども条例だったはずですが、市長のコメントからは条例制定の趣旨にある子どものこと、子育て支援についての考えや思いを聞くことも感じることもできず残念でなりません。

新聞・TVで取り上げられた市長のコメント

国を愛する心を「国家」としてしまうと、統治システムが色濃く出てしまうけれど、「国」という響きの中に国土・自然・環境・歴史・文化など、私たちが持っているすべての財産を包み込んで「国」と表現していると思うので、特段違和感はない。
3月24日放送 SBS静岡放送イブニング・アイより

条例案可決を受けて「ほっとした。意見はさまざまあるが、『国を愛する』などの修正は基本的理念を覆すようなものではない」と説明し、「行政だけが前のめりになるのではなく、周囲と一体となって子どもたちを支えるための土台になれば」と話している。
3月25日 静岡新聞

鈴木市長は採決前、朝日新聞の取材に対し、自民系市議らと修正案について事前に協議したことを認め「今回の修正案によって、市が練ってきた条例案を補強していただいたと思っている」とコメント。委員会で批判が噴出した経緯については「最終的に議案を判断するのは議会。議員が侃々諤々(かんかんがくがく)の議論するのは望ましいこと」と述べた。
3月25日 朝日新聞

3月30日定例会見にて
「国を愛する心」について、「国家といえば政治的な統治形態を示すが、国とは郷土の延長線上にあるもの。許容できるかなと思う」国の位置づけを「国土や自然、環境、文化、歴史などの総体で、国の財産全体を示すと認識だ」と述べた。
修正審議で、「多文化共生の理解を促す」と主張された点について、「そこまで私は意識してなかった」と語った。
3月31日 中日新聞
  

2010年04月01日 Posted by 親エンパ at 14:32Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

傍聴した方から感想が届きました

議会傍聴した方から、感想が届きましたので、紹介します。

傍聴者に配布された資料には、進行について書いてありましたが、市民にはわかりにくいものでした。
「浜松市子ども育成条例」については、どこの議案にあがるのか、報告されている議案の詳細についてはわかりませんでしたから、聞き逃してはいけないと傍聴された皆さんは真剣に聞いたようです。
拍手については、初めての議会傍聴で、傍聴の注意事項を知らない人が多かったのではないかと思います。

感想①
子どものほうが静かだったよ(汗)
こんなんでいいのかって感じました。

選挙の時は、お願いします、がんばります、あなたの声をききますなんていうのに、議員になったら、「退室!」なんて、いって・・。
もし、自分たちと同じ意見で拍手がきたら、何にもいわないのに・・・いやらしいゎ。
女性議員の反対討論が、凄くわかりやすく、市長に、他の流されている議員さんに、議員としての襟を正していくことの大切さを問う、問いかけでした。

そういう、市民との約束、意見を大切に思ってくれる議員さんがいるとわかっただけでも、今日参加してよかったです。
私も、今日のお話を、いろんな所でし、選挙の大切さ、議会のあり方を、今興味のない方にも、話題にしていきたいなと思いました。

感想②
市議会デビューしました。
すごく異様だね。威圧というのかな。

まず、報告が早口すぎて、聞き逃さないようにするのが必死。
傍聴席で、こわいくらいにうなずく方もいた。

子ども条例についての反対意見のときは、ざわざわして、反対意見の議員と自分の意見が違うと、議員さんも馬鹿にした雰囲気で野次がとんだりしてました。傍聴席の方も、反対意見に失笑したりで凄く威圧的な場所でした。

反対意見に傍聴席から賛成の方が拍手したら、ものすごい勢いで注意が入った(拍手禁止だからかな)でも、反対意見の議員さんへの野次は注意されていなかった(何故?)

拍手した方に、厳重警備のような職員がくっついてこれ以上拍手させないようにしていた。拍手が問題じゃなく、反対意見に賛成するのが問題のような雰囲気。
拍手した傍聴席に向かって議員さんが「退室!」と、言い放ったのが気に入らなかった私。なんでそんなにえらそうなのさ!

女性議員のお話は凄くわかりやすくて、筋が通っていてよかった。
でも、私の隣にいた方は、ブーイングで、うるさかった。

可決まで居れなかったけど、通ったんでしょうね。
反対意見のあと、賛成意見をしていて、議員さんたちから拍手うけてたもんね。

何のための議会?自分たちの意見を通し、反対意見は聞く耳もたないし、協議もしないの?
反対討論をしてい議員さんが、このまま通してはいけないっていってケド、市長にプライドがあるのなら、もう一度、市民の声をきくべきだと思う。
あんな一方通行なやりとりしかしない議会は、選挙前に市民にもっと見せるべきことかもしれないね。国会も同じ。お下品でした・・・。

感想③
最後に話した人、子どもは健康でなければいけない!ってなんで決めるの。その言葉だけがすごくひっかかったんだけど。
私は茶髪だし、ネイルもしてるけど、お腹の子のことを考えて食べるものに気をつけて、どうやって産んで育てていこうか一生懸命に私なりに考えている。健康で産まれないかもしれないし健康で産まれてくれるかもしれなし、いつも不安でいるのに、そんなことを言われると頭にくる。

条例とかわからないけど、賛成の人の意見は何言ってんのかわらないけど、反対の人の言ってることはわかったつもり。
来年、初たこするつもりだけど、議員さんが来たら私は1年前にこうやって言われたって言います。(5月に出産予定の20歳)





  
タグ :議会傍聴

2010年03月29日 Posted by 親エンパ at 17:00Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

反対・賛成討論

議会が始まってから2時間近く、たくさんの議案についての委員会からの報告が続きました。その中のひとつが、「浜松市子ども育成条例」でした。
委員会報告では、議案について様々な意見が出ているようですが、、「浜松市子ども育成条例」に限らず全ての議案が賛成多数で採択されているという報告でした。

ようやく始まった討論の中で、「浜松市こども育成条例」については、4名の議員が賛成・反対の立場で討論を行いました。4名の議員が討論する議案は他にはなく、議会でも、「浜松市こども育成条例」については関心が高いことは伺えました。


反対討論

共産党 嶋田初江さん
市民参加のプロセスを経て、この条例案が提出されたにもかかわらず、審議の直前に、条例の基本的な性格を左右するような「愛国心」という言葉を入れ修正案が出されたことは、住民自治を否定するもの。市民に愛国心を強制すべきではありません。
詳しくは、こちらのブログに掲載

市政向上委員会 鈴木めぐみさん
条例の目的は、当初の子育て支援の条例から、子ども健全育成条例に変わってしまった。
今まさに子育てをしているお母さん、お父さん、悩んだり困っている子どもたちに役立たない条例は、いらない。
詳しくは、こちらのブログに掲載

市民の風 山口祐子さん
条例は制定のプロセスは、手続きのルールの違反。
市民とも議員とも議論が不十分の上、多数決で決まることは、市民の不信感を募らせる。
パブリック・コメントの再実施をするべき。

賛成討論

公明党 小倉篤さん
社会全体で子どもを育てることを条例で定めていくことに意義がある。
基本理念には「子どもにとって最善の利益が考慮されること」とあるように、子どもの権利が言葉の通り、うたわれていると思う。

このように3名の議員の反対意見の討論が行われても、採決は他の議案採決が決まる流れの中で、ほんの一瞬で決まりました。
「子ども育成条例」については、まず修正案についての採決が行われました。修正案には、反対する会派もありましたが、賛成多数で可決しました。次に、可決された修正された条例についての採択は、修正案に反対した会派も含めて大多数の賛成で可決されました。

このときの議会の様子は、録画中継で観ることができます(おおむね1週間後から)
http://www.discussvision.net/hamamatsusi/2.html  

2010年03月29日 Posted by 親エンパ at 10:30Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

朝日新聞の記事

3月25日の朝日新聞「浜松市子ども育成条例」についての記事を、転記します。

社会で子育てを支えよう」とうたった「浜松市子ども育成条例」が24日、市議会2月定例会で可決、成立した。県内初の「子ども条例」の誕生だが、延べ9千人以上の意見を元に練り上げた市当局案が、最大会派の自民党浜松による「国を愛する心」などを盛り込んだ修正案に取って代わる「波乱」もあった。可決までの経緯に対し「民主的でない」「条例は政争の具か」との批判が出ている。(馬場由美子)

 2007年の市議会9月定例会。「子ども第一主義」を掲げる鈴木康友市長が、子どもに関する条例制定を問われて「検討する」と答弁してから、市の条例制定への模索が始まった。市こども家庭部は同様の条例を制定している全国約50の自治体の条文を検討し、識者や子育て支援団体などに意見を聞いて条例案の素案をまとめた。

 09年9月にはパブリックコメントを実施、1カ月で340件の意見を集めた。「通常は100件以下。市民の関心が高かった」と同部の菊池渉次長。これらの意見を反映した全14条の当局案は、市議会2月定例会に提案された。

 しかし市議会の反応はいまひとつ。「11年に市長選を控える市長は、条例を制定すれば『マニフェスト達成』だが、必要性も含めてもっと時間をかけるべきだ」と市議の一人は話す。

 「継続審議」の可能性が強まってきた2月中旬、4月からの施行を目指す鈴木市長の「強い決意」を聞いた自民系市議は、条例可決への協力を条件に文言の修正を提案した。「郷土を愛する心をはぐくむ」の部分に「国」を挿入し「郷土や国を愛する心をはぐくむ」と修正をかけて11日の市議会厚生保健委員会に提出。7対3の賛成多数で可決に持ち込んだ。

 「愛国心を養う教育は必要。我々の常々の主張を入れていただいた。本当は『我が国を愛する心』としたかったぐらいだ」と、ある自民系市議は打ち明ける。しかし約3万人の外国籍市民が住む同市の「多文化共生」の理念とは相いれないとして、そこまでは踏み込まなかった。

 鈴木市長は採決前、朝日新聞の取材に対し、自民系市議らと修正案について事前に協議したことを認め「今回の修正案によって、市が練ってきた条例案を補強していただいたと思っている」とコメント。委員会で批判が噴出した経緯については「最終的に議案を判断するのは議会。議員が侃々諤々(かんかんがくがく)の議論するのは望ましいこと」と述べた。

 民主党系の鈴木市長に存在感を示したい自民党市議。少数会派の市議からは「このようなやり方は民主的な手法ではない」との批判が出ている。

 条例案に意見を述べてきた子育て支援団体の女性は「多くの市民がかかわってつくってきた条例案が土壇場で変えられてしまった」と落胆し、「条例はずっと残るもの。政治の駆け引きに使われる『子ども第一主義』って何なのか」と憤慨していた。

 ■浜松市子ども育成条例

 「未来を担う18歳未満の子どもを社会全体で育てる」ことを理念に市、保護者、学校、事業主、市民が果たすべきそれぞれの役割を規定。毎月第3日曜日から始まる1週間を「はままつ子どもふれあい週間」とすることなども盛り込まれた。国が1994年に批准した、子どもの自由な意見表明権の保障や虐待・放任からの保護などを定めた国連の「子どもの権利条約」には触れておらず、罰則規定もない。


asahi.comのホームページからも観ることができます。
「浜松市子ども条例」可決

  

2010年03月27日 Posted by 親エンパ at 10:10Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

「浜松市子ども育成条例」全文

4月から、施行される条例です。

浜松市子ども育成条例


 子どもは、浜松市の宝であり、明日への活力の源です。
 子どもは、年齢、性別、障害の有無、国籍などによらず、一人一人が様々な個性、資質や能力、夢を持ったかけがのない存在です。子どもが家族や地域のぬくもり、自然の中でのびのびと遊び、学び、育っていくことは、私たち浜松市民すべての願いです。

 しかし、家庭における養育力や教育力の低下、児童虐待が心配される一方で、地域社会における人間関係や社会意識の希薄化が見受けられるなど、子どもを取り巻く環境が大きく変化するとともに、学校等におけるいじめや不登校も社会問題となっています。

 また、結婚や出産に対する個人の意識の多様化や、未婚化、晩婚化などにより少子化が進行することで、経済活動の停滞や地域社会の活力低下など、市民生活に深刻な影響をもたらすことが懸念されています。

 このような状況に歯止めをかけ、子どもが生き生きと輝く社会を実現するためには、市、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民がそれぞれの役割を果たし、お互いに連携することにより、社会全体で出産や子育て、子どもの育ちをしっかりと支えて、子どもの生きる力をはぐくんでいくことが必要です。

 ここに、地域のあらゆる力を結集し、浜松市の未来を担う子どもを育て、守っていくことが重要であるという意識の下、子ども生き生きと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会の現実を目指して、この条例を制定します。

(目的)
第1条 この条例は、未来を担う子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための取組について、その基本理念を定め、市、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民の役割を明らかにするとともに、市の基本的施策を定め、これを総合的かつ計画的に推進することにより、子どもが生き生きと輝き、子育てがしやすく楽しいと感じられる社会の実現を目指すことを目的とする。

(定義)
第2条この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 子ども 18歳未満の者をいう。
(2) 保護者 親権を行う者、未成年後見人その他の者で、子どもを現に監護するものをいう。
(3) 学校等 学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第39条第1項に規定する保育所その他これらに類するものをいう。
(4) 子ども育成団体 子どもの健全育成に携わる団体をいう。


(基本理念)
 第3条子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための取組は、次に掲げる基本理念にのっとり、行うものとする。
(1)すべての子どもが人としての尊厳を有し、かけがえのない存在として尊重されるとともに、子どもにとって最善の利益が考慮されること。
(2)子どもがそれぞれの夢と希望を持ち、様々な経験や学習を通じて創造力と豊かな人間性を身に付けるとともに、自分や他人の命を大切にし、他人への思いやりや共生の心、郷土や国を愛する心をはぐくむことができる環境づくりを行うこと。
(3)
市、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民が、それぞれの役割を果たすとともに、子どもが育つ喜びを分かち合い、相互に連携を図りながら協力して一体的に取り組むこと。

(市の役割)
第4条 市は、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策を総合的に実施するものとする。
2 市は、前項の施策の実施に当たっては、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民の理解と協力が得られるよう努めるものとする。
3 市は、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民がそれぞれの役割を果たす上で、相互に連携と協力が図られるよう努めるものとする。

(保護者の役割)
第5条子育てについての第一義的責任を有する保護者は、愛情と責任を持って、子どもが健やかに育つよう努めるものとする。
2 保護者は、自らが模範を示しながら子どもに基本的な生活習慣や社会規範を身に付けさせるとともに、子どもとの日常的な触れ合いを通して、子どもの心身のよりどころとしての家庭環境づくりに努めるものとする。
3 保護者は、子どもの育成に最善を尽くすとともに、地域社会や学校等との適切な連携を図るよう努めるものとする。
4 保護者は、市が実施する、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策に協力するよう努めるものとする。

(学校等の役割)
第6条学校等の管理者は、子どもが将来への夢と希望をはぐくむことができるよう努めるものとする。
2 学校等の管理者は、すべての教育活動を通じて、子どもが豊かな心、健やかな体、生涯にわたって学び続けることができる基本的な知識や技能及び豊かな創造性を身に付けられるよう努めるものとする。
3 学校等の管理者は、子どもが健やかに育つために、保護者や地域社会との連携を積極的に図るよう努めるものとする。
 4 学校等の管理者は、市が実施する、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策に協力するよう努めるものとする。

(事業主の役割)
第7条事業主は、第5条に規定する保護者の役割を十分に認識し、その雇用する労働者が仕事と家庭生活の調和を図ることができるよう、必要な雇用環境の整備や職場における労働者の相互理解の促進に努めるものとする。
2 事業主は、市が実施する、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策に協力するよう努めるものとする。

(子ども育成団体の役割)
第8条 子ども育成団体は、その専門的な知識や経験を生かし、子どもの健全育成や子育ての支援に関する取組を積極的に行うよう努めるものとする。
2 子ども育成団体は、市が実施する、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策に協力するよう努めるものとする。

(市民の役割)
第9条市民は、保護者が安心して子育てができるよう、目配り、声かけ等を通して子どもが健やかに育つことができる地域社会づくりに努めるものとする。
2 市民は、地域社会において、子どもの考えや行動に関心と理解を持つとともに自らが模範を示しながら、子どもに様々な経験や学習を重ねることにより、子どもが社会の一員としての役割を自覚することができるよう努めるものとする。
3 市民は、市が実地する子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策に協力するよう努めるものとする。

(はままつ子どもふれあい週間)
第10条市民一人一人が子どもや子育てについての関心と理解を深めるために、毎月第3日曜日から始まる1週間をはままつ子どもふれあい週間(以下「子どもふれあい週間」という。)とする。
2 子どもふれあい週間には、市、保護者、学校等、事業主、子ども育成団体及び市民は、それぞれの立場で、啓発その他の子どもとの触れ合いに関する活動を実施するよう努めるものとする。

(計画の策定等)
第11条市長は、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策を総合的かつ計画的に実施するための計画を策定するものとする。
2 市長は、前項の計画を策定し、又は変更しようとするときは、広く市民の意見を聴くとともに、当該意見を反映させるよう努めなければならない。
3 市長は、第1項の計画を策定、又は変更したときは、速やかに、これを公表しなければならない。

(広報及び啓発)
第12条 市は、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための取組を推進するため、必要な広報活動及び啓発活動を行うものとする。

(庁内体制)
第13条 市長は、子どもを社会全体で健全に育成し、支えていくための施策について庁内における総合調整を行い、これを実効性のあるものとするための庁内体制を確立するものとする。

(委任)
第14条 
この条例に定めるもののほか、この条例の施行について必要な事項は、市長が定める。

附則

1 この条例は平成22年4月1日から施行する。
2 この条例の施行の際、現に次世代育成支援対策推進法(平成15年法律第120号)第8条の規定により策定されている計画は、第11条の規定により策定された計画とみなす。
  

2010年03月25日 Posted by 親エンパ at 10:00Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

採決ー子ども育成条例は修正案で可決ー

いま、子ども育成条例は、修正案で、賛成多数で可決されました。
多くの議案が、賛成多数で可決されていく流れの中で、「子ども育成条例」もすんなり可決してしまった。

傍聴席は7割近く埋まり、市民の関心の高さが伺えたのに、残念でならない。

SBS放送イブニング・アイで、今日の様子が放送されます。
鈴木康友市長が、ようやく「子ども育成条例」についてインタビューに答えるそうです。  

2010年03月24日 Posted by 親エンパ at 15:14Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

討論が始まった

いくつかの議案についての討論の中、子ども育成条例の討論が始まると、議員席からヤジと拍手、傍聴席からも拍手が起きました。

議員のヤジと拍手はでも、傍聴席の拍手はNGと注意を受けましたが、条例反対討論には、傍聴席から拍手が起きています。
  

2010年03月24日 Posted by 親エンパ at 14:44Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト

議会傍聴中!

傍聴席は、どんどん埋まっていきます。
小さい子どもを連れて傍聴にきている人がいます。

まだ、各委員会の報告中です。
子ども条例の採決は、あとになる様です。
子ども逹には難しいことも、子ども逹はおとなしくしていますが、一歳位の子どもが声をちょっと出したところへ、職員が話しかけていました。注意されたのか退席した親子いました。

せっかく傍聴にきた市民に、こういう場面でも子育て支援が必要ではないの?

議会が終わったあと、退席した親子が気になって職員の方に聞いてみました。
「子どものことが、周囲に気になるようでしたら、別室で議会中継を観ることができます」と案内したということでした。  

2010年03月24日 Posted by 親エンパ at 13:54Comments(0)TrackBack(0)こども条例を考えるプロジェクト