なぜ、私達が「子ども条例」について活動に取り上げているのかを、説明したいと思います。
「親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会」(親エンパ)は、2004年8月、子育てや子ども育ちに関係する市民団体・NPOなどネットワークし、発足しました。
子どもをめぐる課題を共有し、解決の方向を学ぼうと勉強会・シンポジウム等を企画・開催してきました。
2007年4月、鈴木康友市長が「こども第一主義」をマニフェストに掲げて当選したことから、親エンパは、2007年12月に子育て真っ最中の親、子どもや親を支援する市民団体、NPOと一同に会し、浜松の子育て、子育ちの現状などを報告すると同時に、「子ども第一主義」の政策について、市長と語り合りあう
「鈴木康友市長と語る 『こども第一主義』」を開催しました。
その際、それぞれの団体が、浜松の子育て、子育ちの現状などをレポートにまとめ、市政への提言を行いました。
その中で、子どもの権利に基づく子ども育ちを支えていく「子ども条例制定」を市へ提言しました。
このとき市長は、「こども第一主義条例制定に向けて考えている」と話しました。
2008年9月議会で、市長が「(仮称)こども第一主義条例」を2010年4月までに制定を表明しましたが、私たちは市長と語る会以降、「子どもの権利」を学びながら、
、「子どもの権利紙芝居」の作成して上演したり、「子どもの権利って知ってる?」の街角アンケートの実施したり、「子どもの権利条約ネットワーク」の喜多明人さんを招いて
講演会を開催して、市民参加の条例作りに向けての活動を進めてきました。
2008年11月には、市長と語る会で作成した団体のレポートを、「市民が作ったー浜松子ども第一主義に向けた提言集―」としてまとめ、行政・市民に配布しました。提言集は、無料で配布しております。ご希望される方は、親エンパにメールにてご連絡ください。