浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎ⑤

3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開

子どもの条例の制定にむけて、私たち子育て・子育ちにかかわる市民は、現場の生の声を行政へ伝えようと、平成19年12月の意見交換会(市長と語る会)の呼びかけや、平成20年11月の提言集の配布、平成21年3月の市民団体としての講演会の実施など、当初から積極的に取り組んでいた。

平成21年9月から10月に実施されたパブリック・コメントには340件の意見が寄せられ、これはケタ違いの数字であり、それだけ市民の関心の高さがうかがえた。
また、市は子ども、保護者、市民、子育て支援団体、事業者へのアンケート、ヒヤリング、グループインタビュー、ワークショップなどを行なった。しかし、行政がこれらの意見をどのようにとらえ、分析し、子育ての現実にどう活用できるものにしたのか。国内外の情勢や、他市の条例制定のプロセスをだれがどのくらい研究し、どこで検討し、この条例案ができたのか。それらのプロセスは、最後まで市民に公表される機会がなく、議会の勉強会、専門分科会や推進本部会議などのいくつか会議は非公開で説明もされていない。

ー浜松市の子ども条例をめぐる大さわぎー
まとめは、下記の通りに順次更新していきます。

<目次>
はじめに
浜松市子ども育成条例をめぐるこれまでの動き(年表)
1.企画がないけど、始まっちゃった子ども条例
2.子ども参加と言われたが・・・
3.聞いてみただけの市民参加と聞いても出ない情報公開
4.子どもの権利をはばむアブナイ動き
5.大トンデン返しの浜松議会
6.市長!あなたは、何をしたかったの?



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